柔整ジャーナル

柔道整復業界のニュースを斬るメディア

「私益な社団思考」はギョーカイを滅ぼす

   

ケジメを付けるために公益社団法人日本柔道整復師会の役員を辞任し、男を上げたと評判だった某元副会長のFacebook投稿。

社団思考は変わらないんだなあと感じる投稿があったのでご紹介したいと思う。

投稿にもあるように、明治国際医療大学柔道整復学科で講義をするためのスライドがアップされている。

これを学生に講義するそうです。

このスライドに違和感を持たない柔道整復師がいると思うと少しゾッとする。

問題のスライドはここ。

筆者は「ああ、この考え方で社団は突き進んできたんだな」と感じた次第。

柔道整復療養費も受領委任払いも柔道整復師のためには存在していません。

(受領委任制度は)現在多くの整骨院で行われているやり方で、患者さんは自身の負担分だけを支払い、施術を行った柔道整復師が、代わりに健康保険組合負担分の請求を行います。この方法を「受領委任払い」といいます。
この「受領委任払い」は、「償還払い」の患者さんの経済的な負担や事務的な労力を軽減する目的で設けられた制度と言えます。

ダイキン工業健康保険組合

どこに「受領委任は柔道整復師のためのもの」って書いてありますか? 

どうか、お願いします。

これから柔道整復師になる真っ白な学生に間違ったルール、「社団思考」を植え付けないで下さい。

未来永劫、柔道整復業界を蝕む「種」を前途ある柔道整復の学生に植え付けないで下さい。

国会での大臣答弁でも明言されています。

『柔道整復師の受領委任払いは、国民の利便性の為に創られたもので、今後も堅持して行きたいと思う。』

もう一度言います。

柔道整復療養費も受領委任払いも柔道整復師のためには存在していません。

間違った認識を持って業界を牽引しようとする老害には、表舞台から消え去っていただかないと未来は開けない。

 - Uncategorized , , , , , ,