柔整ジャーナル

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会計調査・報告委員会という茶番劇を解説する(3)

   

会計調査・報告委員会という茶番劇を解説する(2)の続き。

では、不正会計が疑われた事で都柔整会員の会費を注ぎ込んで行われたこの会計調査とはなんだったのか?

なぜ執行部の不正会計の釈明をする為に、都柔整会員が納めた会費等が使われないといけないのか?という話は置いておきますが。

ちゃんと「財務部長は内容の正確性までは事実上チェックできなかった」と明記されています。

監事による執務日誌監査も「実態に即しているかまではチェックできなかった」と明記されています。

わざわざ、会員の金を使ってまで調査を行うのに全341日を調査対象とせずに74日に抽出して調査をしたようです。

また②改革主張グループという表記をしているが、これは改革じゃなくて「何に金を使ったかはっきりしろ」というだけなのに都柔整とは「何に金を使っているかはっきりさせる事=改革」と自白しているようなものです。

カラ執務は見当たらなかったが、執務日誌の誤記等が散見されたそうです。

「誤記により執務していないものに手当が支払われた」のであれば、結果的にそれを「カラ執務」というのではないでしょうか?

意味がわかりません。

わざわざ4月11日について触れないといけなかったんですね。

4月11日は公益社団法人東京都柔道整復師会の不正手当疑惑〜2022年4月11日の巻の日です。

会館で執務しているはずの新井副会長が渋谷のヒカリエ近辺で、独身女性とお手て繋いで歩いていた日です。

いまだに不思議なんですが、この日は伊藤述史会長と狩野和利理事は何やってたんでしょう?

あ、あまり柔整ジャーナルで取り上げてこなかった名前がありますが、都柔整の狩野和利理事はこんな人だそうですよ。
目黒のタカバンスポーツ整骨院鍼灸院という施術所だそうです。

話は逸れますが、社団の理事って保険(療養費)についてのルールをなーんにも知らなくても就けるんですね、全国的にですが(笑)

都柔整の理事が関与している施術所のホームページなので、さぞしっかりした内容になっているんだろうとホームページを拝見させていただきました。

「診療」をしていただけるようです。
医師免許をお持ちの柔道整復師なのかも知れませんね!

初回のみ初診料が含まれるそうですが、やっぱり医師免許をお持ちなんですかね?
ちなみに柔道整復師の場合は「初検料」と呼ぶんですが、2回目に算定できる「再検料」は算定されないって意味なんでしょうかね?

また、「一ヶ月以上、来院の期間が空いてしまうと再診となり」だそうです。
どこにそんなルールが示されているのか、都柔整の理事様からご教示いただきたいものです。

一ヶ月以上、期間が空くと再診料(柔道整復だと再検料)がかかるそうなんですが、金額設定は初診料(柔道整復の場合は初検料)と同じだそうです。

不思議な日本語になっていますが、柔道整復の初検料は1520円、再検料が410円です。

都柔整の理事にかかれば1520円と410円は同じ金額になるんですね。

よくわかりませんが、円安のせいだったりするのかも知れません。

天下の都柔整理事なんですから、万全の対策として所持資格を明示した方が良いかも知れません。

ルール通り、院内に勤務する柔道整復師の氏名を掲示しているとは思いますが、せっかくなので無資格施術の疑いをかけられない為にも柔道整復師の所持について明示しておいた方がよろしんじゃないでしょうか?

特殊なルールを自在に操れる都柔整理事のホームページを見てしまったので、続きは続編に!

医師免許を持った柔道整復師の可能性はまだ捨てきれていませんが、療養費についての無知をネットでさらけ出す前にもうちょっと柔道整復療養費のお勉強をされた方がよろしいんではないでしょうかね????

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